頌 春
日本伝統文化振興財団は平成五年の発足以来、日本の伝統文化の振興と発展に向けた公益事業に取り組んでまいりました。引き続き無形文化の記録・保存・公刊、公演事業、国際交流、教育支援など日本の伝統文化を支える事業を推進していく所存です。
昨年来猛威を振るうコロナ禍は、日本はもとより世界中の文化に対する脅威ともなっていますが、いまこそ文化を将来に継承し、振興していくことが責務であると考えております。ともに手を携えて、この難局を乗り切って参りたいと存じます。
皆さまには、変わらぬご支援ご協力を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
令和三年元旦
公益財団法人日本伝統文化振興財団 理事長 藤本 草