「高田瞽女の文化を保存発信する会」から、「瞽女文化だより」第8号が届きました。会長の市川信夫さんの巻頭エッセイでは、高田瞽女だけに伝えられていた春の喜びを歌った唄「春の日足」が紹介されています。この唄は、一人前の瞽女(ごぜ)になった祝いの「名誉」の式の祝儀歌としても歌われたそうです。
春の日あしに
遊びも長き
花さかり
夢と思えば
五十年
その邯鄲の仮枕
楽しみに
なるわいなあ
以前このブログでもご紹介したように、瞽女とも縁の深い画家・斎藤真一さんの絵画160点からなる池田コレクションが昨年上越市に寄贈されました。昨秋、その一部が展示された際には私も観に行きましたが、今年、いよいよ全作品が上越市立総合博物館で6月23日から9月2日まで企画展示されるそうです。この展示に合わせて新しい図録も制作されるそうなので、そちらもとても楽しみです。(下に掲載した絵は、斎藤真一「三人瞽女」越後瞽女日記より)
上越市立総合博物館/平成24年度展覧会のご案内:企画展2<斎藤真一とGOZE(瞽女(ごぜ)) 池田敏章コレクション>
現在、その「プレ展示」が4月6日から22日にかけて「きものの小川」(上越市本町7丁目 ◆)で開催中です。入場無料。4月12日から18日の七日間は「瞽女唄」(1972)と「四季の旅」(1980)の二作品が限定公開されるとのこと。
今年もまた高田に伺うのが楽しみです。今宵は高田瞽女の唄に耳と心を傾けながら過ごすことにします。
【当ブログ関連記事】
2011年11月3日 <上越市記念事業「高田瞽女」>
2011年9月21日 <10/8〜10 高田瞽女ふたたび>
(堀内)