じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

音工場 バリ伝統絵画 1日体験講座 No.5

先日ご紹介した「音工場(おとこうば)」から、こんどは、バリ島の伝統絵画を学ぶ講座のご案内をいただきました。〔当ブログ過去記事→音工場 レクチャー・シリーズNo.8 清元って何さ?(2013年01月17日)

音工場 バリ伝統絵画 1日体験講座 No.5
[日時] 3月3日(日)16:30〜18:30
[講師] ニョマン・スダルサナ
[会場] 音工場(東京都文京区水道1-5-10 第二山本ビル2F)
     アクセスは こちら をご覧ください
[参加費] 2,500円(材料費込み)
     2回目以降の方は2,000円(前回使ったペン、筆をご持参ください)
[お申込み方法]
(a) メール otokobaotokoba.com に変えて)宛、件名「3/3バリ伝統絵画申込」で
(b) Tel.03-5684-1344
(c) Fax.03-5938-8652
 …上記いずれかの方法で、お名前、ご住所、お電話番号(連絡のとりやすい番号)を「音工場」宛、3月2日(土)18:00までに

バリ島のバトゥアン村は、伝統的な絵画と舞踊で知られる、芸術の村です。この村に伝承される、墨を使って描かれる細密画は、非常に特徴的で、バトゥアン・スタイルと呼ばれています。
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こちらが、ニョマン・スダルサナ氏の作品。

音工場での「バリ伝統絵画1日体験講座」は、このバトゥアン・スタイルの細密画を、誰でも気軽に学べる機会です。
この1日で、作品を仕上げます。“初めての方も経験者も歓迎!”とのこと。いままでにも4回開催されていて、毎回、いろいろな方たちが楽しく受講している様子です。


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写真中央に立っている白シャツ姿がニョマン氏です。もちろん、コミュニケイションは日本語で。音工場はガムランのスタジオなので、絵画教室の時も、楽器がこんな近くにあります。

ニョマン・スダルサナ氏 プロフィール
1966年、バリ島バトゥアン村の、代々芸能を受け継ぐ家に生まれる。父親のイ・クトゥット・カントール氏は、画家としても舞踊家としても名高く、日本のバリ・ガムラン界の先駆者たちの多くが、その教えを受けてきた人物。ニョマン氏は、デンパサールのウダヤナ大学・美術デザイン学科で現代絵画を学んだ後、ウブドの芸術高校で教鞭をとる一方、宗教儀式の演奏や舞踊に携わり、実家のバリ舞踊研究所でも指導にあたる。現在は日本に在住し、画家として活動する他、深川バロン倶楽部などの日本のガムラングループに参加し、舞踊・演奏活動を行っている。


こちらが舞踊家=ニョマン・スダルサナ氏の「横顔」。
躍動感溢れるバリ舞踊と、息を呑むほどに精緻なバリ絵画。
一見、対極とも思えるこの2つを一身に具えたニョマン氏から、直々に手ほどきを受けることができるなんて、ワクワクですね!

「音工場」公式サイト

(YuriK)