昭和21年に始まった文化庁芸術祭で、伝統芸能に関わる歴代の受賞者(団体)を本ブログで紹介したいと思い立ちました。
本日は、文化庁サイトによる各ジャンルの受賞者を第20回まで下記に掲載します。
ご一覧頂ければありがたく存じます。
「文化庁芸術祭音楽部門歴代受賞者一覧」
昭和21年度(第1回)
贈賞なし。
昭和22年度(第2回)芸術祭賞
大阪文学座(文楽「摂州合邦辻」)(演劇部門)(注1)
新生新派(新派「十三夜」)(演劇部門)
中村吉右衛門(かぶき「近江源氏先陣館」の盛綱の演技)(演劇部門)
尾上 菊五郎(かぶき「仮名手本忠臣蔵」の勘平の演技)(演劇部門)
尾上 梅幸(かぶき「仮名手本忠臣蔵」の力弥の演技)(演劇部門)
中村 芝翫(かぶき「篭釣瓶花街酔醒」の八ツ橋の演技)(演劇部門)
昭和23年度(第3回)芸術祭賞
松本幸四郎(かぶき「操三番叟」の翁の演技)(演劇部門)
藤間政弥(常磐津「山姥」)(舞踊部門)
茂山千作(狂言「枕物語」の演技)(能楽部門)
昭和24年度(第4回)芸術祭賞
松本幸四郎(かぶき「積恋雪関扉」の関兵衛の演技)(演劇部門)
桐竹紋十郎(文楽「先代萩」の政岡の演技)(演劇部門)
市川海老蔵/大谷友右衛門(かぶき「生玉心中」のおさが・嘉平次の演技)(演劇部門)
豊竹山城少掾/鶴沢清六(文楽「芦屋道満大内鑑」の演奏)(音楽部門)
岡安喜三郎(長唄「旅ゆけば」の作曲)(音楽部門)
幸祥光(「江口」の小鼓の演奏)(能楽部門)
昭和25年度は伝統芸能の受賞者なし。
昭和26年度(第6回)芸術祭賞
徳川夢声(新講談「風車」の話芸)(大衆芸能部門)
NHK(清元「十三夜」の作詞作曲演奏者一同)(音楽部門)
(奨励賞)
沢村訥升(かぶき「近江源氏先陣館」)(演劇部門)
青山圭男/若柳登舞踊研究所(「芙蓉双影」)(舞踊部門)
昭和27年度(第7回)芸術祭賞
橋岡久太郎(「阿漕」のシテの演技)(能楽部門)
(奨励賞)
尾上松緑(「若き日の信長」の平手政秀・「恋湊博多諷」の毛剃九右衛門の演技)(演劇部門)
芳村伊十郎(NHK「椽の木」の作詞・作曲・演奏)(音楽部門)
藤間節子(「赤いろうそくと人形」ほかの構成・作曲振付装置照明)(舞踊部門)
武原はん(「師宣」「巴」の演技)(舞踊部門)
花柳錦之輔「遅日変」「沈鐘」の創作(舞踊部門)
近藤乾三(「山姥」のシテの演技)(能楽部門)
昭和28年度(第8回)芸術祭賞
田辺南竜(講談「名月若松城」の話芸)(大衆芸能部門)
井上八千代/井上佐多(「雪まろげ」「菊」「雨月」「桶取」の京舞の演技)(舞踊部門)
桜間弓川(「熊野」のシテの演技)(能楽部門)
(奨励賞)
中村扇雀(かぶき「仮名手本忠臣蔵」の小夜の演技)(演劇部門)
中村又三郎(かぶき「明治零年」の玉置伊之助の演技)(演劇部門)
都一春(ラジオ東京 一中節「花の段」の作曲)(音楽部門)
宮下秀冽(ラジオ東京 箏主奏組曲「平家物語による幻想」の作曲)(音楽部門)
米川敏子(ラジオ東京 箏曲「千鳥と遊ぶ智恵子」の作曲)(音楽部門)
花柳錦之輔(「流亡」「天草四郎」)(舞踊部門)
松本謙三(「砧」「安宅」のワキの演技)(能楽部門)
昭和29年度(第9回)芸術祭賞
(芸術祭賞)
桂文楽(落語「素人うなぎ」の話芸)(大衆芸能部門)
中能島欣一(箏曲「三つの断章」三弦「盤渉調」の作曲)(音楽部門)
花柳徳兵衛(群舞「慟哭」の構成)(舞踊部門)
宝生九郎/近藤 乾三(「満仲」の演技)(能楽部門)
(奨励賞)
桂三木助(落語「芝浜」の話芸)(大衆芸能部門)
中田博之(ラジオ東京新邦楽「埴輪」の作曲)(音楽部門)
古川太郎(ラジオ東京「四楽章より成る筝八重奏曲」の作曲)(音楽部門)
宮薗千之/宮薗千富(邦楽「鳥辺山」の演奏)(音楽部門)
豊竹つばめ太夫/野沢喜左衛門(文楽「江近源氏先陣館」の演奏)(音楽部門)
神崎ひで(地唄舞「山姥」の演技)(舞踊部門)
武原はん(地唄舞「影法師」「葵の上」の演技)(舞踊部門)
金剛巌(「雪」のシテの演技)(能楽部門)
昭和30年度(第10回)芸術祭賞
(芸術祭賞)
藤間藤子(常磐津「景清」の演技)(大衆芸能部門)
中能島欣一(NHK放送「箏と三絃のための組曲」の作曲)(音楽部門)
(奨励賞)
実川延二郎(かぶき「芙蓉露大内実記」の晴持の演技)(演劇部門)
日本文化放送協会(雅楽組曲「秋」)(音楽部門)(注2)
杵屋栄二文化放送(長唄「楊貴妃」の作曲と演奏)(音楽部門)
義太夫因協会(「江戸名作選四種」ほかの企画と演奏)(音楽部門)(注3)
ラジオ東京(邦楽「風神雷神」ほかの企画)(音楽部門)
沖縄文化協会芸能部真境名由康ほか出演者一同(沖縄舞踊「かしかき」他)(舞踊部門)
藤間寿右衛門(七変化「遅桜手爾波七字」の企画と演出)(舞踊部門)
森茂好(「国柄」「楊貴妃」のワキの演技)(能楽部門)
藤田大五郎(「井筒」「松風」の笛の演奏)(能楽部門)
昭和31年度(第11回)芸術祭賞
(芸術祭賞)
松本幸四郎(かぶき「競伊勢物語」の紀有常の演技)(演劇部門)
吉見嘉寿(能楽「班女」「籠太鼓」の太鼓の演奏)(古典芸術部門)
古今亭志ん生(落語「お直し」の話芸)(大衆芸能部門)
武原はん(邦舞「雪」の演技)(舞踊部門)
(奨励賞)
須賀まさ/橘つや/池上すず(東横落語会「寄席の下座」の演奏)(大衆芸能部門)
朝日放送株式会社(義太夫「近松門左衛門」)(音楽部門)
杵屋正邦(ラジオ東京新邦楽「野鳥三態」の作曲)(音楽部門)
吉住小三八(長唄古典「安宅勧進帳」の演奏)(音楽部門)
花柳錦之輔舞踊会関係者同一(「白孔雀」「荒磯抄」の成果)(舞踊部門)
宝生英雄(能楽「安宅」「松風」シテの演技)(古典芸術部門)(注4)
昭和32年度(第12回)芸術祭賞
(芸術祭賞)
株式会社ニッポン放送(邦楽「切支丹道成寺」(平井澄子作曲)の企画製作)(音楽部門)
花柳徳兵衛(「土に生きる」の企画と群舞構成)(舞踊部門)
武原はん(一中節「道成寺」ほか二作の企画と演技)(舞踊部門)
梅若六郎(能楽「舟弁慶」のシテの演技)(古典部門)(注5)
(奨励賞)
河原崎長十郎(かぶき「勧進帳」の演出)(演劇部門)
桐竹紋二郎(文楽「碁太平記白石囃」の信夫の演技)(演劇部門)
吉田玉市(文楽「壇浦兜軍記阿古屋琴責の段」の重忠の演技)(演劇部門)
日本放送協会(新演出による謡曲「なよ竹物語」ほか 邦楽三曲の企画)(音楽部門)
間宮芳生(文化放送「八面の箏と室内管弦楽のための協奏曲」の作曲)(音楽部門)
鈴木嘉代子(「洋楽人の作曲による第五回現代箏曲の夕」の企画と成果)(音楽部門)
武田太加志/山階信弘(能楽「小袖曽我」の演技)(古典芸術部門)
日本コロムビア株式会社(舞踊曲「雲三題」)(レコード部門)
キングレコード株式会社(「古曲名盤集」)(レコード部門)
昭和33年度(第13回)芸術祭
(芸術祭賞)
尾上多賀之丞(かぶき「伽羅先代萩」の栄御前「助六曲輪菊」の満江の演技に対し)(演劇部門)
西川たつ(第107回三越名人会の俗曲「たぬき」の演奏)(大衆芸能部門)
日本放送協会大阪中央放送局(義太夫「ほむら」に対し)(音楽部門)
(奨励賞)
若手落語会(第12回若手落語会の努力と成果)(大衆芸能部門)
常磐津松韻会(常磐津「三世相錦繡文章」)(音楽部門)
石川潭月/稀音家六多郎(ニッポン放送 長唄「念仏浅間獄」の作詞・作曲)(音楽部門)
吉住小三八(長唄「七騎落」の復活演奏)(音楽部門)
大野恵造(「現代の吟詠をきく会」の企画)(音楽部門)
猿若清方/西川喜久輔/花柳寛(創苑公演の舞踊「おたかの泉」の振付と演技)(舞踊部門)
日本ビクター株式会社(「古典小唄集」「勧進帳」「初恋」「山びこさん物語」の企画)(レコード部門)
昭和34年度(第14回)芸術祭賞
(芸術祭賞)
今藤長十郎/松原奏風(毎日放送邦楽小曲集「しづかな流」の作曲に対し)(音楽部門)
花柳徳兵衛舞踊団(新作舞発表会公演における集団演技に対し)(舞踊部門)
吉村雄輝(上方舞「こうの鳥」の振付演出演技に対し)(舞踊部門)
宝生会(秋の別会の能六曲の企画・演出に対し)(能楽部門)
竹本綱大夫/竹沢弥七(キングレコード 義太夫「仮名手本忠臣蔵九段目」の演奏に対し)(レコード部門)
(奨励賞)
本牧亭(「講談特選会」の企画と開催に対し)(大衆芸能部門)
株式会社ニッポン放送(浄瑠璃「鳴弦鹿踊」の作詩・作曲・演奏に対し)(音楽部門)
日本放送協会(長唄「日月星」に対し)(音楽部門)
豊竹小仙/豊沢猿幸(義太夫「小仙を聞く会」の演奏に対し)(音楽部門)
富山清琴(「富山清琴地唄箏曲演奏会」の演奏に対し)(音楽部門)
北原篁山/菊地悌子/土橋明子/後藤すみ子(「邦楽四人の会」の演奏に対し)(音楽部門)
冠者会(狂言「彦一ばなし」「三人片輪」の成果に対し)(能楽部門)
日本コロムビア株式会社(「小唄の変遷」に対し)(レコード部門)
日本ビクター株式会社(清元・竹本掛合「幾菊蝶初音道行」に対し)(レコード部門)
昭和35年度(第15回)芸術祭
三遊亭円生(第28回東横落語会における「首提灯」の話芸に対し)(大衆芸能部門)
株式会社文化放送(義太夫「芸阿呆」に対し)(音楽部門)
楳茂都陸平(創流120年楳茂都流東京大会における「関寺小町」の演技に対し)(舞踊部門)
桜間道雄(桜間会公演における「定家」シテの演技に対し)(能楽部門)
日本ビクター株式会社(「能楽囃子秘曲集」に対し)(レコード部門)
(奨励賞)
宝塚義太夫歌舞伎研究会(「壷坂観音霊験記」に対し)(演劇部門)
伊藤隆太(「邦楽四人の会」の「邦楽器のための四重奏曲」の作曲に対し)(音楽部門)
上原真佐喜(上原真佐喜筝曲公演の作曲、演奏に対し)(音楽部門)
米川文子(NHK「生田流古曲二題」の演奏に対し)(音楽部門)
花柳錦之輔(花柳錦之輔舞踊公演の「釣狐」の振付・演技に対し)(舞踊部門)
日本コロムビア株式会社(「民謡考」に対し)(レコード部門)
昭和36年度(第16回)芸術祭賞
服部伸(古典講談老若競演会における「大石東下り」の話芸に対し)(大衆芸能部門)
日本放送協会(宮下秀冽作曲の「日本楽器のための組曲」に対し)(音楽部門)
日本ビクター株式会社(「箏曲と地歌の歴史」に対し)(レコード部門)
日本ビクター株式会社(「歌舞伎下座音楽集成」に対し)(レコード部門)
(奨励賞)
神代錦(宝塚義太夫歌舞伎「加賀見山旧錦絵」の岩藤の演技に対し)(演劇部門)
桂小文治(第29回東京落語会における「紙屑屋」の話芸に対し)(大衆芸能部門)
米川文子(米川文子演奏会の作曲・演奏に対し)(音楽部門)
上原真佐喜(上原真佐喜箏曲公演の作曲・演奏に対し)(音楽部門)
平井澄子(平井澄子邦楽実験室第4回発表公演の企画と成果に対し)(音楽部門)
株式会社毎日放送(今藤長十郎作曲の邦楽小品集「山郷の四季」に対し)(音楽部門)
花柳有洸(花柳有洸創作舞踊リサイタルにおける「円」の成果に対し)(舞踊部門)
三宅藤九郎(第8回和泉会における狂言「煎物」の演出に対し)(能楽部門)
森茂好(梅若追善能における「摂待」のワキの演技に対し)(能楽部門)
今井幾三郎(協会能における「黒塚(白頭)」の演技に対し)(能楽部門)
キングレコード株式会社(「日本古歌謡の復原」に対し)(レコード部門)
昭和37年度(第17回)芸術祭賞
富山清琴(富山清琴地唄筝曲演奏会の企画・演奏に対し)(音楽部門)
花柳徳兵衛(舞踊団「野の火」「田の神の暦」の総合成果に対し)(舞踊部門)
野村万蔵(冠者会における狂言「武悪」の太郎冠者の演技に対し)(能楽部門)
日本ビクター株式会社(「雅楽大系 器楽篇・声楽篇」に対し)(レコード部門)
日本コロムビア株式会社(「三味線のうたの生い立ちとその移り変り」に対し)(レコード部門)
(奨励賞)
柳屋小さん(第4回精選落語会における「そこつ長屋」の話芸に対し)(大衆芸能部門)
三門博(秋季恒例浪曲大会における「唄入り観音経」の話芸に対し)(大衆芸能部門)
上原真佐喜(上原真佐喜箏曲公演の作曲・演奏に対し)(音楽部門)
日本雅楽会(雅楽公演会の御神楽「其駒」の成果に対し)(音楽部門)
小山清茂(NHK 組曲「うぶすな」の作曲に対し)(音楽部門)
株式会社毎日放送義太夫(「曾呂利咄」(石川淳作、野沢喜左衛門作曲)の企画・演奏に対し)(音楽部門)
日本ビクター株式会社(「江戸の神楽と祭囃子」に対し)(レコード部門)
昭和38年度(第18回)芸術祭賞(注6)
幸祥光(「放下僧」の小鼓一調の演奏に対し)(能楽部門)
日本ビクター株式会社(横道萬里雄監修解説「能」に対し)レコード部門
日本コロムビア株式会社(三隅治雄編集解説「日本民俗芸能系譜神楽、田楽と風流」に対し)(レコード部門)
(奨励賞)
中村福助(成駒屋)(歌舞伎「菅原伝授手習艦」の戸浪および「伽羅先代萩」の松島の演技に対し)(演劇部門)
一竜斉貞文(秋季講談大会における「倉橋伝助」の話芸に対し)(大衆芸能部門)
林家正蔵(第53回東京落語会の「二つ面」および第47回東横落語会の「すててこ誕生」の話芸に対し)(大衆芸能部門)
創作落語会(第14回創作落語会の成果に対し)(大衆芸能部門)
上原真佐喜(上原真佐喜箏曲公演の企画演奏に対し)(音楽部門・公演によるもの)
米川文子社中(第165回三越名人会における「五段砧」の演奏に対し)(音楽部門・公演によるもの)
佐薙岡豊(佐薙岡豊筝曲演奏会の企画演奏に対し)(音楽部門・公演によるもの)
株式会社文化放送(野沢喜左衛門、杵屋六左衛門、都一中、豊本豊輔作曲の邦楽「蕪村」に対し)(音楽部門・放送によるもの)
日本放送協会(鶴沢寛治復曲の「碁盤太平記」に対し)(音楽部門・放送によるもの)
日本放送協会(芝祐靖作曲の「舞楽風組曲」に対し)(音楽部門・放送によるもの)
花柳徳兵衛舞踊団(舞劇「宝蓮灯」の総合成果に対し)(舞踊部門)
花柳照奈(創作舞踊公演の「舞四態」の成果に対し)(舞踊部門)
花柳錦之輔(創作舞踊公演の「鳥小町」の振付に対し)(舞踊部門)
観世寿夫(銕仙会秋の別会における「木賊」のシテの演技に対し)(能楽部門)
日本放送協会(豊後浄瑠璃によるラジオファルス「孤切支丹」に対し)(ラジオ部門)
日本グラモフォン株式会社(日本琵琶楽協会監修・解説「日本琵琶楽大系」に対し)レコード部門)
日本ビクター株式会社(平野健次監修・解説「上方の端歌」に対し)レコード部門)
昭和39年度(第19回)芸術祭賞
米川文子(米川文子演奏会における作曲・演奏に対し)(音楽部門・公演によるもの)
日本グラモフォン株式会社(金田一春彦監修「真言声明」および片岡義道監修「天台声明」に対し)(レコード部門)
日本ビクター株式会社(小山弘志監修「狂言」に対し)(レコード部門)
(奨励賞)
立花梅奴一座(木馬館公演における立花梅奴一座の演芸の成果に対し)(大衆芸能部門)
東京落語会(第65回東京落語会の成果に対し)(大衆芸能部門)
日本放送協会(「竹の韻き」に対し)(音楽部門・放送によるもの)
中部日本放送株式会社(平井澄子作曲の「愛の世界」に対し)(音楽部門・放送によるもの)
花柳禄寿(花柳禄寿舞踊会の「木賊刈」の演技に対し)(舞踊部門)
今井栄子(第2回今井栄子の会の「山姥(荻江)」の演技に対し)(舞踊部門)
花柳照奈(創作舞踊公演の「地の祈り」と「雪ふる」の創作力に対し)(舞踊部門)
喜多春秋会(秋の公演における「松風」の成果に対し)(能楽部門)
野村万作・野村万之丞(冠者会における「釣狐」の演技に対し)(能楽部門)
山本則寿・山本則直・山本則俊(大蔵会における「茶壷」の成果に対し)(能楽部門)
日本ビクター株式会社(町田佳声監修「日本労作民謡集成」に対し)(レコード部門)
日本コロムビア株式会社(宮下秀冽作曲「神秘」に対し)(レコード部門)
日本ビクター株式会社(藤根道雄監修「豊後系の浄瑠璃」に対し)(レコード部門)
昭和40年度(第20回)芸術祭賞
上原真佐喜(上原真佐喜箏曲公演における作曲・演奏に対し)(音楽部門・公演によるもの)
銕仙会(銕仙会別会における「檜垣」に対し)(能楽部門)
(奨励賞)
林家正蔵(第77回東京落語会における「笠と赤い風車」の話芸に対し)(大衆芸能部門)
柳屋三亀松(第4回大衆演芸特選会における都々逸粋団の成果に対し)(大衆芸能部門)
一龍斉貞鳳(第11回みんなの講談における企画構成に対し)(大衆芸能部門)
株式会社日映科学映画製作所(「日本の祭」に対し)(映画部門・日本記録映画)
株式会社水の江事務所(「能」に対し)(映画部門・日本記録映画)
山川園松(第4回山川園松作品演奏会に対し)(音楽部門・公演によるもの)
日本放送協会(宮下秀冽作曲「十七絃のための三楽章」に対し)(音楽部門・放送によるもの)
花柳茂香(第14回東横創作舞踊の会の「対(つい)」の構成・振付に対し)(舞踊部門)
吉村雄輝(上方舞の会の「宗右衛門町」と「信田妻」の成果に対し)(舞踊部門)
花柳照奈(創作舞踊公演の「踊楽図」の創作力に対し)(舞踊部門)
山本則直(能楽春秋会における鶏聟)(能楽部門)
一噲幸政(能楽春秋会における「邯鄲」の笛の演奏に対し)(能楽部門)
日本ビクター株式会社(河竹繁俊監修・郡司正勝、望月太意之助構成・解説「日本舞踊音楽」に対し)(レコード部門)
日本コロムビア株式会社(町田佳声、竹内勉監修「民謡源流考」に対し)(レコード部門)
日本コロムビア株式会社(林謙三監修「天平・平安時代の音楽」に対し)(レコード部門)
日本コロムビア株式会社(日本現代音楽シリーズ第6集「現代日本の管弦楽曲」に対し)(レコード部門)
キングレコード株式会社(藤本秀夫監修・藤本秀夫、金子千章解説「うた沢の成立と発展」に対し)(レコード部門)
日本コロムビア株式会社(森垣二郎監修・三隅治雄解説「沖縄音楽総覧」に対し)(レコード部門)
以下の(注)は、文化庁一覧の「不明箇所」及び「注釈」です。
(注1)大阪文学座は「文楽座」の誤記でしょうか。
(注2)「日本文化放送協会」が不明です。
(注3)「義太夫因協会」が不明です。
(注4)31年度は「古典芸術部門」が設けられています。
(注5)32年度は「古典芸術部門」に加えて「古典部門」も設けられています。
(注6)38年度から「音楽部門」の対象が、「公演によるもの」「放送によるもの」のふたつに分かれました。(43年度まで)
次回は第21回〜第40回を掲載予定です。
(理事長 藤本)