第55回を迎えた「ビクター名流小唄まつり」が、7月7日、8日と2日間にわたって三越劇場で開催されました。
今年も両日あわせて168番、のべ260名の出演者でにぎわいました。
第一部では、すぐれた演奏（唄）をされた方に奨励賞として「市丸賞」をさし上げています。今年の受賞者は次のとおりです。
７月７日 【市丸賞エントリー4組】
ビクター小唄奨励賞 市丸賞
春日とよ幸佳寿（かすが とよゆきかず）
曲目「梅若塚」 （糸：春日 とよ五幸）
ビクター小唄奨励賞 優秀賞 該当者なし
７月８日 【市丸賞エントリー10組】
ビクター小唄奨励賞 市丸賞 該当者なし
ビクター小唄奨励賞 優秀賞
春日とよ五朗丸（かすが とよごろうまる）
曲目「上汐」 （糸：春日 とよ朗子）
ビクター小唄奨励賞 優秀賞
長生千代乃（ちょうせい ちよの）
曲目「仲町育ち」 （糸：長生 松代）
毎年この時期に小唄まつりが終わると、「いよいよ夏！」という気分になります。昨日今日は雨がちの天気でしたが、晴れ間に蝉の声が聞こえました。
そういえば今年の小唄まつりには「蝉しぐれ」が両日とも出ていました。季節を感じさせる曲が多いのも小唄の特色、楽しみです。
じゃぽ音っと作品情報：古典芸能ベストセレクション 名手・名曲・名演集「小唄～梅吉小唄の粋」（2枚組）
（Ｙ）
