じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

WASABI@トーハク140周年記念

先日9月10日の「今週夜のBS-1に、WASABI連続出演中!」に続き、本日は東京国立博物館内で行なわれた「トーハク140th ANNIVERSARY“J-WAVE MUSIC CELEBRATION”」でのWASABIのステージへ。

この法隆寺宝物館前のキャンドルアートとナチュラルな風合いの和楽器が並ぶWASABIは、じつによく合っていたと思います。このステージ前のキャンドルは「TNM 140th」とあり、トーハクことTokyo National Museum140周年のお祝いなのだということがよく分かりますね。

今回は先日のデビューライブで披露された新曲「イレブン」でスタート。以前よりも4人のアンサンブルの密度が濃くなり、熟成されてきた印象。続く「紅蓮(ぐれん)」でお客さんは早くも耳を澄まして聴き入っている様子。そこへ最初にマイクを持った太鼓の美鵬直三朗さんの「みなさん、こんばんは!(さらに大きな声で)こんばんはーーー!」と声がけした直後、会場にいた元気な男の子からのかわいらしい「こんばんはー!」という返事が聞こえたりして、こちらの頬もつい緩んでしまいました(^^)。
ロディアスな「航海(こうかい)」、WASABIらしいキレのある「烈光(れっこう)」。さらに「KOKIRIKO」は日本人のDNAのなかにインストールされているメロディなのか、お客さんの手拍子もノリノリ。津軽三味線、尺八、箏、太鼓とリレーしていく各メンバーのソロでは歓声も飛びかい、興奮のるつぼに。おなじみのメロディ「ふるさと」、吉田良一郎さんの津軽三味線の鮮やかな手さばきに目が釘付けだった「光耀(こうよう)」のあと、それぞれの和楽器の響きと間を生かした「NEMURE」はジーンときました。メンバーとMCのレイチェル・チャンさんとのお話のあと、会場からはひときわ大きな拍手。初めてWASABIの生音を聴いたという方も多かったのではと思います。
今後のWASABIの活動をキャッチしたい方、下記の公式サイトのチェックやFacebookで「いいね!」をぜひ。3月にリリースしたCDはもちろんのこと、WASABIのライブはいつもしびれます。ぜひ一度体験していただけたらと思います!
WASABI公式ホームページ
WASABI Official Facebook

(じゃぽ音っと編集部T)