今日は3月11日。東日本大震災から3年が経ちました。
津波で大きな被害を受けた被災地では、早朝から犠牲になった人たちを悼んで祈りをささげる人の姿が見られました。東京からも同じ思いで祈りをささげます。これからも日本全体が力を合わせて復興に向けて進んでいけるよう、国民のひとりとして協力したいと思っています。
東日本大震災で大きな被害を受けた地域に、宮城県名取市も含まれます。3月1日（土）、その名取市にうかがう機会がありました。
JR名取駅から名取市文化会館に向かったのですが、文化会館では市内の高校の卒業式が行われて、胸に可愛いお花をつけた卒業生たちが、卒業証書を手に皆笑顔で写真を撮っていました。とても輝かしい門出の場面に偶然遭遇することができた嬉しさ反面、今日という記念日を一緒に祝ってくれるはずだった身内を津波で亡くしたり、いまだ行方不明の家族を思って心を痛めている学生たちがこの中にもたくさんいるのだろうと、とても複雑な心境でした。直接声は掛けられませんでしたが、心の中で彼らに大きなエールを送らせてもらいました。
3月11日を迎え、改めていろんな思いが胸に去来しました。合掌。
（Ｋ）
