じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

三味線 オン・マイ・マインド

ブログ上で、テノール歌手の木下保先生を、真面目に(?)ご紹介し続けている制作担当のうなぎです。そろそろ夏も近づいてきましたので、少しブレイクタイムを。
私は普段あまりテレビを見ないので芸能界通ではないのですが、集中的にミーハーになることがあります。

最近で一番頑張ったのは、といっても2007年8月ですが、東方神起の伝説?の「SUMMER TOUCH会」でユチョンくんとハイタッチをしたことでしょうか。その日の日記には、「タッチ会!4時間待ち、タッチ5秒。順番ぬかれた。」と書いてありました。順番抜かれた・・はよく覚えていないのですが、とにかく暑くて、途中3回くらい真剣に帰ろうとしたのを、一緒に行ったお仲間に励まされながら耐えました。やっと会えた本物のユチョンくんは、疲れすぎていたのか人形のような動きになっていたのですが、手は大きいし、とにかくオーラがありました。

という韓流ぶりを披露した後は、SMAPさんですよね。先日、久しぶりにSMAPさんの番組を見ていたら、「ジャニーズJr.100人がスタジオに大集合」という企画で、スマップの皆さんがJr.の方に質問するというコーナーがあったのですが、「ジャニーズの活動以外に、習い事をしている人は?」という質問に、「三味線」という答えが返ってきたので、おっ?と思ってお名前を見たら、村治将之助くんとのこと。そこでまた「おおっ!三味線、村治・・といえば」ということで、早速検索させていただきましたら、六代目杵屋勝四郎村治崇光)さんのご子息だったのですね。お隣の方は「詩吟」が上手な今野くんでした。すでに「少年邦楽専科」というユニットで活躍されているみたいですね。若い方たちで純邦楽、いいですね!!

村治崇光さんといえば・・・、通称「イカ天」(三宅裕司いかすバンド天国)を見ていた時、「たま」とか「人間椅子」といか、個性的なバンドが続々出演する中で、三味線FUNKバンド「THE家元」としてご出演!この時も、ふおおっ〜という感じで、その頃は純邦楽の形式を越えて、新しいスタイルに挑戦される方がまだ少なかったので、衝撃的でした。ファーストアルバム発売年でいえば、鼓童さんが1988年、THE家元「三味線 ON MY MIND」が1990年、吉田兄弟さんが1999年、藤原道山さん、上妻宏光さんが2001年とのことですので、やはり先駆けという印象です。
思わず購入したセカンドアルバム「オリンピック祭り」(1991年)


以下 当財団よりリリースされているアルバムです。
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【左】杵屋勝四郎さん参加アルバム。2000年に結成された創作邦楽ユニット「夢玄(むげん)」の三作目のアルバム「夢玄III/かぎろ火」。唄・作曲:杵屋勝四郎(杵屋崇光)、三味線・作曲:杵屋寿浩(二代目杵屋勝七郎)、囃子・作詞:望月太津三郎



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【左】「THE家元」にも参加されていた、ご兄弟 杵屋裕光さんのアルバム「地球→日本」純邦楽と洋楽、古典楽器と最新テクノロジーの、熱く激しく美しい、かつてない融合です。





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【左】長唄の魅力の真髄に迫るアルバム「寶結/杵屋裕光×利光」杵屋裕光さんと、同じくご兄弟で 唄方 杵屋利光さんによるアルバムです。唄の魅力、三味線の技巧の限りを尽くした超絶技巧の難曲「二人椀久」「三曲糸の調」を収録。


(制作担当:うなぎ)