皆様こんばんは。
日本の伝統文化を世界に広くご紹介しようと、海外で演奏会を開催される邦楽演奏家の方々が増えていらっしゃいますね。現在では海外もだいぶ身近に感じられるようになりましたが、それでも和楽器、特にお箏や十七弦など大きな楽器を持って海外に出かけるのは、やはり大変です。
海外演奏の先駆けでいらっしゃる後藤すみ子先生。今回はCDの録音の為にイタリアに行かれました。「イタリア録音記」は、9月9日(◆)、12日(◆)、で掲載していますので、是非ご覧ください。
そして弊財団では、和楽器演奏の中でも、特に古典を海外にお伝えしたく思い、昨年の「地歌ドイツ公演2011」に引き続き、「ハンガリー、オーストリア地歌公演2012」(日程9月12日〜20日)の公演を開催しております。
本日は、速報で第1日目の公演の模様をお伝えいたします。公演は全部で4公演、公演の初日は9月14日で、オーストリアのシェーンブルン宮殿にて開催されました。そしてハンガリーに移動し、グンデル、オーブダ、ゲデレー宮殿と続きます。
左右に長いシェーンブルン宮殿の右端にある建物が演奏会場です。ワインの畑が見える、美しい景色の場所です。
(上)シェーンブルン宮殿
(上)シェーンブルン宮殿内会場の外観とブドウ畑
(上)会場の様子
出演者、左より藤井昭子、滝澤郁子、渡辺明子、塚本徳、中小路奈都子、徳丸十盟
今回はのプログラムは、「黒髪」(三弦)、「鶴の巣籠」(尺八)、「楓の花」(箏合奏)、「残月」(箏・三弦・尺八)、「根曳の松」(三弦合奏)、そしてアンコールは「六段の調」。
黒髪
鶴の巣籠
楓の花
残月
根曳の松
アンコール 六段の調
在オーストリア大使館から岩谷滋雄大使もお越しいただき、出演者との記念撮影です。
次回も続きます!まずは速報にて。(開催日2012.9.14)
ハンガリーより。
(制作担当:うなぎ)