じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

函館〜奥尻島へ行って来ました。

夏休みをいただき、函館〜奥尻島へ行って来ました。猛暑の東京を離れ、さわやかな風が心地いい快適な気候の中で、2泊3日の夏休みを満喫することが出来ました。

函館と言ったら、やはり「夜景」ですよね。行ってきました、函館山へ!標高334m、そこから見た夜景はとてもきれいでした。宝石箱をひっくり返したような夜景・・・と表現されることが多いと、ガイドさんが教えてくれました。函館は地盤がゆるく、あまり高層の建物が建てられないそうで(知らなかった・・・)、小さな街の灯りさえも高い建物によって消されることが少ないのだそうです。

そして、奥尻島へ。あの津波からもう20年が経つのだそうですが、島内は静かで、穏やかな時間が流れていました。

訪れた日は少し曇っていましたが、島内をのんびりとレンタカーで回り、海岸沿いをゆっくりと走りました。スピードを出して走ってしまったらもったいない!海の匂いと風と音を楽しみながらの数時間。癒されました〜。

そして次の日、東京へ帰る日の朝です。奥尻空港近くの港から小さな船に乗せてもらい、アワビが養殖されている“いけす”に行き、アワビ漁ならぬアワビ取りに繰り出しました。海中に沈んだ板を手繰り上げるとアワビがわんさか張り付いていまして、それを専用のヘラを使ってはぎ取るのですが、その吸引力がすごい!ちょっとやそっとの力では離れないのです。アワビ、恐るべし。悪戦苦闘の末、どうにかこうにか2つ取ることができ、ニコニコで帰って来ました。連れて行ってくれたおばちゃんが、途中アワビを海水でささっと洗い、慣れた手つきで食べやすいように切って出してくれました。その新鮮なアワビに大満足。東京でいただくアワビと全然違う甘味に感激しました。美味しいものを新鮮なままいただく、これが旅の醍醐味ですね。美味しかった〜。

また明日から頑張るぞ!と思いながら、東京に帰ってきました。時間に追われる毎日から少し離れて、こんなにリフレッシュ出来る時間をもらえたことに幸せ感じました。本当にいい夏休みでした。

(K)