じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

忠臣蔵

あれよあれよと12月もあっという間に過ぎようとしていまして、今年も残り三週間をきりました。
昨日はちょっとハマっておりましたドラマ「ダンダリン」が最終回でした。人気漫画「ダンダリン一○一」(原作・とんたにたかし氏、作画・鈴木マサカズ氏)の実写化。労働者の権利保護を職務とする労働基準監督官をテーマにした作品で、正義感あふれる主人公・段田凜が過酷な労働を強いるブラック企業に立ち向かっていく姿を描くドラマ。正義感あふれる主人公が潔く勇ましく、徐々に仲間たちとの絆も強くなっている様が、私にはなんとも心地よい気分にさせてくれました。
さて、正義(?)をもって戦うといえば明後日12月14日は、「忠臣蔵」で有名な大石内蔵助良雄(おおいしくらのすけよしたか)以下、四十七士が本所の吉良上野介邸に討ち入りした日。江戸時代に起こった仇討ち事件ですが、この事件を題材にして歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」等、数多くの作品が作られ語り継がれています。
そして当財団からは、明治〜昭和初期に活躍した名優達による貴重な音源!がCD化されて出ております。
「復刻 仮名手本忠臣蔵 (4枚組)」


(本CDは、昭和42年11月発売のLPレコードをそのままCD化したものです。解説等も当時のまま掲載させて頂きました。尚、SP原盤からの収録のため、ノイズの残る箇所があります。)

ちなみに明日のNHK「にっぽんの芸能」(12月13日(金)22:00〜22:58)では、忠臣蔵を題材にしました演奏があるようです。楽しみです!
忠臣蔵さまざま 長唄「有喜大尽」講談「忠臣義士二度目の清書」』

(japogirl)