舞踊各流派を代表する指導者が在籍するビクター民踊・舞踊連盟。その新舞踊部の講師として大変お世話になっている大河流三世宗家・大河寛十郎先生の「舞踊講習会」に行って参りました。
かつて坂東三津寛郎として活躍、昭和59年に大河流を継承し三代目家元となられた大河寛十郎先生。古典派舞踊のみならず新舞踊にも力を注がれ、昭和60年からは毎月一般の舞踊指導者を対象にした「大河寛十郎舞踊講習会」をはじめられました。「大河寛十郎OFFICIAL WEB SITE」はコチラ→ ◆
その講習会の25周年(390回サンキュー)を記念して、本日台東区民会館にて、大河先生の感謝の気持ちが込められた「無料舞踊講習会」が開催され、約70名の熱心な舞踊愛好家が参加しました。
今回、女物の講習曲として起用していただいたのが、相原ひろ子が唄う「松竹梅づくし」でした。
タイトルの通り、松、竹、梅をモチーフに、日本らしさが詰まった楽しい歌詞と、三味線や鼓の音色も美しいアップテンポな舞踊曲です。
今回は扇を使っての振付でした。大河先生は基本的なことから高度な表現方法まで細部にわたりご指導され、講習会がスタートして約1時間半後には、参加者のほとんどが全て振付を覚え、最後に相原ひろ子の唄に合わせて美しく踊ってくださいました。
この「松竹梅づくし」は昨年12月の発売以来、発表会等でも踊っていただいている曲ですが、今回大河先生の振付で新たに多くの方に知って、踊っていただけたことを嬉しく思います。
大河寛十郎先生、皆様、ありがとうございました。
(K)