じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

新相馬節全国大会

「民謡の父」と呼ばれ、かつて大活躍された初代鈴木正夫さんにより全国に広まった「新相馬節」。その全国大会が今年の9月に開催されます。昨年開催される予定でしたが、東日本大震災の影響により中止となってしまいました。しかし少しでも早い復興への思いを込め、関係者のご尽力で今年9月に「第1回新相馬節全国大会」が開催されることになりました。開催されるのは初代鈴木正夫さん生誕の地、宮城県丸森町大内。
大会の詳細はコチラ→◆ 我こそは!と思われる方、ぜひご参加下さい。

初代鈴木正夫さんは1961年に61歳という若さでお亡くなりになりましたが、今でもファンが多く、現在の民謡界を引っ張るトップアーティストの皆さんがまだ修行中だった頃、目標とするあこがれの大スターが初代鈴木正夫さんだったそうです。

民謡ファンに、その初代鈴木正夫さんの魅力は何か?とたずねると、美声と独特な節回しだという答えが返って来ます。その唄声がどんなに素晴らしいのか、「鈴木正夫の世界〜初代鈴木正夫「新相馬節」入り〜」で聴くことが出来ます。

ジャケット写真に写るのは現在活躍中の二代目鈴木正夫さん。相馬民謡は勿論ですが、宮城県民謡「お立ち酒」がアンコに入った「涙のお立ち酒」の大ヒットで有名です。それらの曲が収録された親子2代によるアルバムです。ぜひ一度聴いてみてください。
尚、今年は二代目鈴木正夫さんの新曲も発売予定です。こちらはおってお知らせします。ご期待下さい。

(K)