じゃぽブログ

公益財団法人日本伝統文化振興財団のスタッフが綴る、旬な話題、出来事、気になるあれこれ。

長岡すみ子さんの新曲は、今年の秋予定!

残暑厳しい毎日が続いています。皆様、どうぞ体調にお気を付けください。

今日は、富山県在住の民謡歌手長岡すみ子さんの新曲「山中雨情」と「寿ぎ舞扇(ことほぎまいおうぎ)」のオーケストラ伴奏の録音がありました。これらの曲は、長岡すみ子さんのデビュー30周年記念曲として今年の秋にリリースする予定となっていて、今回は民謡ではなく、舞踊曲としてもお使いいただける歌謡曲です。

「寿ぎ舞扇」を作曲された友井昌美先生ご夫妻も、この日の為に富山県から東京のビクタースタジオまでお越しくださり、作詞作曲の先生方全員にお集まりいただいての録音でした。友井昌美先生は長岡すみ子さんの前作「恋おわら」「お小夜雪慕情」の作曲もされています。

(左から長岡すみ子さん、作曲家・山中博先生、作詞家・白鳥園枝先生、編曲家・池多孝春先生、作曲家・友井昌美先生)

「山中雨情」は石川県を代表する民謡「山中節」を曲の中に組み込みしっとりと情緒豊かな曲、「寿ぎ舞扇」はお祝いの席にピッタリな明るいご祝儀曲となります。これらを編曲してくださった池多孝春先生のアレンジがすばらしく、オーケストラの演奏がはじまり、前奏のメロディーがスタジオ内に流れた時から鳥肌が立ってしまうほどでした。(ウソではありません!)早く皆様にお聞かせしたいところですが、これからいくつかの作業を重ねて、少しずつ仕上げていきます。発売を心待ちにしてくださっている長岡すみ子さんファンの皆様、どうぞ楽しみにお待ち下さい。詳細はまたお知らせします!

デビュー30周年の長岡すみ子さんがデビュー前から主宰している「長岡すみ子の会」も創立35周年ということも重なり、この記念すべき年に新曲の制作に携わることが出来、私も大変嬉しく思っています。ひとつの道を歩き続けて来た長岡すみ子さんの優しい笑顔から力をいただきながら、いろんな人の想いをたくさん詰め込んだ作品にしたいと思っています。

(K)